モデルナ製ワクチンの異物混入について
8月11日 セーレン本社での職域接種で使用されたワクチンのうち、
異物混入のリスクが否定できない対象ロットとして該当するものは以下の通りです。
Lot 3004734
※ご自身の予防接種済証もしくは接種記録書に、ロット番号が記載されたシールが貼付されていますので、ご確認ください。
対象ロットのワクチンについて、使用前に目視で異物が確認されたものは、接種されていません。(ワクチン接種の準備の段階で、医療従事者がバイアル内の異物の確認をしています。)
発見された異物については製造過程でワクチンをバイアルに小分けする際に混入した可能性が高く、同一ロットのワクチンであっても、異物が確認
されていないものの接種については健康影響はないと考えられます。 また、仮に、バイアル中の微細な異物が人体に投与された場合でも、以下の点から、重大な問題を引き起こすリスクは極めて低いと考えられます。
(1)ワクチンは、無菌状態で製造・小分けされるため、無菌性に影響はないと考えられること
(2)筋肉内注射であるため、血管閉塞を引き起こすリスクはないこと
(3)現時点では異物混入を原因とした健康被害は報告されていないこと
また、異物がワクチンの成分に影響を及ぼす可能性は低いため、ワクチンの有効性についても、特に影響はないと考えられています。
武田/モデルナ社製ワクチンについて、上記ロットで接種済みの方を対象に、県で専用の相談窓口を設けています。
専用相談窓口 0776-20-0767 (平日9:00~17:00)