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身体拘束最小化のための指針 [2025年5月1日14時03分更新]

 

身体拘束最小化のための指針

 

 

<身体拘束の最小化に関する基本的な考え方>

身体拘束は患者の権利である自由を制限するのみならず、身体的・精神的に弊害を伴う。

したがって、身体拘束を行わないことが原則である。

当院では、患者の人間としての本来の姿を重視しながらチームでディスカッションし、合意形成

した方向性に基づいて医療安全対策を行うことで、緊急やむを得ない場合を除いて身体拘束をし

ない診療・看護の提供に努める。

 

<基本方針>

◎身体拘束の原則禁止

当院は、患者また他の患者等の生命または身体を保護するために緊急やむを得ない場合を除き

身体拘束の実施を禁止する。

この指針でいう身体拘束は、抑制帯等、患者の身体または衣服に触れる何らかの用具を使用して、

一時的に当該患者の身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限をいう。

 

◎緊急やむを得ず身体拘束を行う場合

 緊急やむを得ず身体拘束を行う要件

 患者または他の患者等の生命または身体を保護するための措置として、緊急やむを得ず身体

 拘束行う場合は、次の3要件をすべて満たした場合に限り、必要最低限の身体拘束を行うこと

 ができる。

 

切迫性:患者本人または他の患者の生命または身体が危険にさらされる可能性が著しく高いこと

非代替性:身体拘束を行う以外に切迫性を除く方法がないこと

一時性:身体拘束が必要最低限の期間であること

 

   緊急やむを得ず身体拘束を行う場合の説明と同意

 上記3要件については医師・看護師・看護助手等で検討し、医師が指示し患者・家族等への

説明と同意を得て行うことを原則とする。

 

身体拘束を行う場合は、当院の「身体拘束マニュアル」に準ずる。

 

 

 

<身体拘束禁止に取り組む姿勢>

  • 患者等が問題行動に至った経緯をアセスメントし、問題行動の背景を理解する。
  • 身体拘束をすぐに行う必要性があるかを複数名で評価し、身体拘束をしなくてもよい

対応を検討する。

  • カンファレンスを実施し、身体拘束の必要性や患者に適した用具であるか等を評価する
  • 身体拘束は一時的に行うものであり、期間を定めアセスメントを行い、身体拘束解除に

向けて取り組む

  • 身体拘束を行う必要性を生じさせないために、日常的に以下のことに取り組む。

・患者主体の行動、尊厳を尊重する

・言葉や応対などで、患者等の精神的な自由を妨げない

・患者の思いをくみとり、患者の意向に沿った医療・ケアを提供し、多職種協働で

患者に応じた丁寧な対応に努める。

・身体拘束を誘発する原因の特定と除去に努める。

・薬物療法、非薬物療法による認知症ケアやせん妄予防により、患者の危機行動を

予防する。

  • 身体拘束に該当しない患者の身体または衣服に触れない用具であっても、患者の自由な行動を制限することを意図とした使用は最小限とする。
  • 薬物による行動の制限は身体拘束には該当しないが、患者・家族に説明を行い、同意を得て使用する。

・生命維持装置装着中や検査時等、薬剤による鎮静を行う場合は鎮静薬の必要性と効果を

評価し、必要な深度を超えないよう、適正量の薬剤使用とする。

     ・行動を落ち着かせるために向精神薬等を使用する場合は、患者に不利益が生じない量を

使用する。

 

 

<身体拘束最小化のための体制>

院内に身体拘束最小化対策に係る身体拘束最小化チーム(以下、「チーム」という。)を設置する。

  ・チームの構成

   医師、看護師、看護補助、事務員をもって構成する。

  ・チームの役割

  • 身体拘束の実施状況を把握し、管理者を含む職員に定期的に周知徹底する
  • 身体拘束実施事例の最小化に向けた医療・ケアを検討する
  • 定期的に本指針・マニュアルを見直し、職員へ周知して活用する。
  • 身体拘束最小化のための職員研修を開催し、記録をする

 

 

<身体拘束最小化のための研修>

 医療・ケアに携わる職員に対して、身体的拘束最小化のための研修を実施する。

 定期的な教育研修(年1回程度)実施

 その他、必要な教育・研修の実施および実施内容の記録

 

 

<身体拘束を行う場合の対応>

 患者等の生命または身体を保護するための措置として、緊急やむを得ず身体拘束を行わなければ

ならない場合は、以下の手順に従って実施する。

緊急やむを得ず身体拘束をせざるを得ない状態であるかどうかを、医師と看護師を含む多職種に

よるカンファレンスで検討する。必要と認めた場合、医師は身体拘束の指示をする。

  • 医師は同意書を作成し、事前に患者・家族等に説明して身体拘束開始の同意を得る。

ただし、直ちに身体拘束が要する切迫した状況で、事前に同意得ることが困難な場合は

身体拘束開始後直ちに家族等に説明して同意を得る。

 説明内容:身体拘束を必要する理由

      身体拘束の具体的な方法

      身体拘束行う時間・期間

      身体拘束による合併症

  • 患者・家族等の同意を得られない場合は身体拘束しないことで起こりうる不利益や危険性

を説明し、診療録に記載する。

  • 身体拘束中は身体拘束の態様および時間、その際の患者の心身の状態ならびに緊急やむを

得ない理由を記録する。

  • 身体拘束中は毎日、身体拘束の早期解除に向けて、カンファレンスを実施する。カンファレンスでは、やむを得ず身体拘束を行う3要件を踏まえ、継続の必要性を評価する。
  • 医師はカンファレンスの内容を踏まえて身体拘束の継続または解除の有無を指示する。
  • 身体拘束を継続する必要がなくなった場合は、速やかに身体拘束を解除する。

 

<安全な身体拘束の実施及び解除向けた活動>

 患者が身体拘束を行わざるを得ない状態である要因によっては、患者の病状および全身状態の安定

 を図ることが、安全な身体的拘束の実施、早期解除につながる。職員は、身体的拘束における各々の

 役割を意識して患者対応を行う。

 

(附則)

この指針は2025年5月1日より施行する。

医療法人 芳泉会 芳野医院

一般事業主行動計画を策定・届出を行いました。 [2024年9月5日08時23分更新]

・次世代育成支援対策推進法に基づき従業員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や子育てをしていない従業員も含めた

 多様な労働条件の整備などに取組むに当たって①計画期間②目標③目標達成のための対策及び実施時期を策定・届出を行いました。

  1.計画期間  令和6年7月1日~令和11年6月30日までの5年間

       目標1   産前産後休暇や育児休業、育児休業給付金、育休中の社会保険料の免除などの制度の周知や情報提供を行う。

       対策    令和6年7月~ 法に基づく諸制度の最新情報のまとめ

         令和6年8月~ 職員に対し制度に関してまとめた資料の配布及び説明

   目標2   半日単位年次有給制度の導入

   対策    令和6年9月~ 就業規則の改定を行う

         令和6年9月~ 就業規則改定内容の説明、利用の推進を図る

医療DXに対する掲載事項一覧 [2024年5月20日15時11分更新]


【医療DX推進体制整備加算】
当院では医療DX推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。
 オンライン請求を実施
 オンライン資格確認等システムによる取得した医療情報等を活用して診療を実施
 マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組み
 電子処方箋の発行できる体制について調整中です。(今後導入予定)
 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を調整中です。(今後導入予定)
【一般名処方加算】
後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処
方を行います。特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、一般名処方によって患者さんに必要な医薬品
が提供しやすくなります。
【機能強化加算・時間外対応加算1】
当院は「かかりつけ医」として次のような取り組みを行っています。
 健康相談の結果に関するご相談など、健康管理に関するご相談
必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介
 介護・保険・福祉サービスの利用に関するご相談
 夜間・休日のお問い合わせ
 日本医師会かかりつけ医機能研修制度 応用研修会を修了
【明細書発行体制等加算】
当院では、医療の透明化や患者への診療情報提供を積極的に推進していく観点から領収証発行の際に個別の診
療報酬の算定項目のわかる明細書を発行しております。明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称
が記載されるものですので、その点をご理解いただき明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨
をお申し出ください。
【地域包括診療加算】
 健康相談及び予防接種の相談
 敷地内禁煙
 介護保険制度の利用等に関する相談(介護支援専門員、相談支援専門員からの相談)
 要介護認定に係る主治医意見書の作成
 在宅医療の提供及び当該患者に対し24時間の対応を実施
 適切な意思決定支援に関する指針を定めている
 患者の状態に応じ、28日以上の長期の投薬
 抗菌薬の適正な使用の普及啓発に資する取り組み
【院内トリアージ】
受付後、看護師が問診(トリアージ)実施と同時に医師へ連絡し患者さんの緊急度を判断します。優先順位を
決定し直ちに診療や治療を開始します。待ち時間が経過するごとに問診と再評価し患者さんの状態の変化を確
認します。
【外来感染対策向上加算】
当院では受診歴の有無に関わらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者さんの受診までの経
路を一般の患者さんと動線を区別して診察を受けていただいて院内感染の防止に努めております。さらに院内
での滞在時間を短縮するべく優先的に診察することによりほかの患者さんへの感染リスクを抑えようとしてい
ます。ご理解の上、ご協力を賜りますようお願い致します。
【有床診療所入院基本料1】
当院は厚生労働大臣が定める基準による看護を行っている保険医療機関です
 病床数 19床
 看護職員 7名以上
 看護配置加算1(看護職員の数が看護師3名を含む10名以上)

 夜間緊急体制確保加算
 夜間看護配置加算2(夜間看護職員1名)
 看護補助配置加算2(看護補助者1名)
 有床診療所緩和ケア加算
 看取り加算(夜間看護職員1名)
 有床診療所急性期患者支援病床初期加算
 有床診療所在宅患者支援病床初期加算
【入院時食事療養費】
 入院時食事療養費(Ⅱ)
標準負担額 1食につき510円
  指定難病者 1食につき300円
  低所得者Ⅱ(過去1年間の入院期間が90日以内)1食につき240円
  低所得者Ⅱ(過去1年間の入院期間が90日以上)1食につき190円
  低所得者Ⅰ 1食につき110円
【入院室料】
 201号室(2人部屋)    2,200円
 203号室(リカバリー室) 4,400円
 205号室(2人部屋)    2,200円
 211号室(特別室)    8,800円
 212号室(個室)     4,400円

【特別の費用】
 診断書・証明書 1通 2,200円
 入院証明書・手術証明書 1通 3,300円
 死亡診断書 1通 5,500円
 死体検案書 1通 16,500円(2通目以降 11,550円)

院内感染対策に関する取組事項 [2022年5月22日11時00分更新]

院内感染対策に関する取組事項

  1. 院内感染対策に関する基本的考え方
    感染防止対策は、安心・安全な医療提供の基盤となるものです。
    当院は、感染防止対策を病院全体として取り組み、病院に関わる全ての人々を対象として、 院内感染発生の予防と発生時の速やかな対応を行うことに努めます。
  2. 院内感染対策のための組織に関する事項
    当院における感染防止に関する意思決定機関として、院内感染防止対策委員会を設置し、 毎月1回会議を行い、感染対策に関する事項を検討します。
    また、感染対策チーム(ICT)を設置し、感染防止対策の実務を行います。
  3. 院内感染対策に関する職員研修に関する事項
    職員の感染防止対策に対する意識・知識・技術向上を図るため、全職員対象とした研修会・講習会 を年2回以上行います。
  4. 感染症発生状況報告に関する事項
    薬剤耐性菌や院内感染対策上問題となる微生物の検出状況を報告し注意喚起を行います。
    ICT、院内感染防止対策委員会で情報を共有し、必要に応じた感染対策の周知や指導を行います。
  5. 院内感染発生時の対応に関する事項
    院内感染が疑われる事例の発生時には、各部署よりICTへ速やかに報告を行い、ICTは迅速に現場 の状況を確認し、感染対策の徹底、疫学的調査を行い感染拡大の防止を行います。
    また、必要に応じ、通常時から協力関係にある地域の他医療機関や保健所と速やかに連携し対応します。
  6. 患者さまへの情報提供に関する事項
    感染症が流行する時期は、院内掲示物やホームページにて情報提供を行います。
    また、あわせて感染防止の意義、手洗い、マスクの着用などについて理解とご協力をお願いします。
  7. 地域連携に関する事項
    地域の病院・医療施設と連携し、感染対策に関する情報を共有、問題点を検討します。
  8. その他院内感染対策の推進のために必要な基本方針
    感染対策に関するマニュアルを各部署へ配備し、感染防止のための基本的考えかたや具体的な方法 について全職員への周知を行っています。

令和4年5月22日

医療法人芳泉会 医院長 

平泉 泰

 

当院は「かかりつけ医」として 次のような取り組みを行っています。 [2022年4月18日13時50分更新]

◎健康診断結果に関する相談など、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。

◎介護・保険・福祉サービスの利用に関する相談に応じます。

[主治医意見書の作成・警察医・小中学校の学校医・予防接種(定期接種)実施・地域ケア会議]

◎診療時間外を含む緊急時の夜間・休日の問い合わせへの対応を行っています。

◎日本医師会かかりつけ医療機能研修制度 応用研修会を終了しています。

芳野医院 (24時間対応可)℡0779-88-2005

 

勝山市新型コロナワクチン追加接種(3回目)について [2022年2月2日08時41分更新]

令和4年2月1日より勝山市新型コロナワクチン追加接種(3回目接種)が始まりました。

当日のコロナワクチン接種受付時間は午後1時20分からです。

午後1:00に整理券をお配りしますので、

整理券記載の受付時間までご自分の車で待機ください。

徒歩、タクシー等でお越しの方はフロアスタッフにご相談ください。

待機場所にご案内します。

院内での感染防止にご協力をお願いします。

 

接種予約は勝山市ワクチンコールセンターで受け付けています。

勝山市内でのワクチン接種に関する相談および接種予約を受け付けます。
 

 コールセンター電話番号

0779−64−5543
080−1032−2606
080−1038−1498
080−1359−6460
080−2125−3869
080−8854−0468

 

 

 

使用するワクチンの種類

メッセンジャーRNAワクチン(ファイザー社ワクチンまたは武田/モデルナ社ワクチン)。

今回の接種では 1、2回目と違うワクチンを接種する交互接種が可能なため、ワクチンの供給状況により、どちらかを選ぶことはできません。

  • ファイザー社のワクチン:18歳以上の方が対象です。
  • 武田/モデルナ社のワクチン:18歳以上の方が対象です。なお、追加接種では、初回接種の半量を接種します。

 なお、1、2回目の接種でアナフィラキシーやアナフィラキシーを疑わせる症状があった場合など、

 同一のワクチンを受けることに不安がある場合は事前にご相談ください。

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新型コロナワクチン個別接種について [2021年5月10日14時18分更新]
2021.5.10より、事前予約(新型コロナワクチン接種コールセンター(0779-64-5543)にて予約)された方の 個別ワクチン接種が......続きはこちら
web予約開始しました。 [2021年2月19日18時29分更新]
本日より、web予約を開始しました。通常の受付予約の流れも維持しながらの試みです。受付、待合室での密な状態を避ける対策の一つとして機能するも......続きはこちら
新型コロナウイルス診断機器導入 [2021年2月10日05時28分更新]
全自動遺伝子解析装置 Smart Gene® と ID NOW 新型コロナウイルス2019 の二機種を導入。   迅速性......続きはこちら
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